多彩な麺料理

中国はさすがにアジアの麺文化の発祥と言っても過言ではありませんので、実に多種、多様な面料理があります。その中で日本でも沢山食べられている主なものをご紹介しましょう。坦々麺は四川省でその昔、天秤棒に麺とスープを入れた鍋をぶら下げて町中を売り歩いていた時のもので、スープは少なめで唐辛子、他の香辛料のきいた醤油味のスープに茹でた麺を入れ、上に肉のそぼろやネギなどをのせたものです。日本の坦々麺は随分改良されたものです。牛肉麺は、蘭州近辺の回族が食べていたものとされ、醤油のスープに麺をいれて多量の牛肉(牛すじを使う場合が多いです。焼いたり、ローストしたりします。)を加えたものです。東南アジア各地に広まりました。沙麺は、焼きそばですが醤油、塩で味をつけて野菜と一緒に麺を炒めたり、あるいは油で揚げてパリパリにした麺に野菜炒めをのせたりします。ジャージャー麺は、中国北部の麺料理で家庭でもよく食べられています。豚の挽き肉にシイタケ、たけのこ、他の野菜を細かく刻んで一緒に味噌で炒めたものをゆでた麺の上にのせます。刀梢麺は、山西省の麺料理で麺生地を包丁で熱湯の鍋に切り落としてゆき、醤油ベースのスープでや、黒酢などにからめて食べたりします。ビャンビャン麺は、太い平たい麺が特徴で、陝西省の麺料理です。日本のきしめんよりも太い平麺に唐辛子、塩、醤油、ピーナッツ油などをかけて食べます。他にも日本では知られていない麺料理が沢山中国各地にはあります。