タリア麺の歴史

紀元前からイタリア半島で、現在のパスタの元になるものが作られていた痕跡が発掘されて遺跡の中にあります。古代ローマの時代には、古代ギリシアから伝えられた小麦粉と水の練りものを食べていたようですし、13世紀の頃にはアジアの麺文化がイタリアへと伝わり、アジア遊牧民が食べていたらしい乾燥パスタは、マルコ・ポーロにより、当東方より持ちかえられえてと言われています。その後もイタリア半島でパスタ、スパゲッティが広がり、定着したのは16世紀の頃の食糧不足がその要因です。ナポリでは、飢饉による食糧難に打ち勝つには保存食が必要となり、その結果パスタ、が徐々に普及し定着してゆきました。中世の頃までは、イタリアでは手で食事をしていましたが、やがてフォークを使い、長いパスタも食べやすくなりました。そして新大陸から、イタリアにトマトが持ち込まれるとパスタソースに大きな変化がおこりました。トマトは当時流行していた病気の病原体を運ぶものと、当初は人々に忌み嫌われていたのですが、ナポリでそれを食べても問題ない、それどころかトマトから美味しいパスタソースができるということが証明されました。それからは、人々はおいしいトマトソースをかけたパスタを食べるようになり、ここにパスタのポリタンが誕生しました。トマトソースのパスタはナポリが発祥なのです。そして、やがてイタリアでは前菜として各種のパスタが食べられるようになり、パスタの種類も各地で多様化して行きました。細麺、平麺、短い麺、穴のあいたもの、中に詰め物をしたもの、乾燥麺、生麺、など実に多くの種類があります。またパスタの数に加えて多くのパスタソースも作り出されました。まさにイタリアの麺は、ヨーロッパの麺の代表です。